目的に応じて選択したい主婦の働き方

主婦が外に働きに出る目的として、家計の足しにするためや社会と関わりたいという様々な理由が挙げられます。しかし、正社員としての再就職が難しい場合には、手軽な方法としてパートを選択する人も少なくありません。また、配偶者の扶養控除を受けられる範囲内で働く場合も、直接雇用であり、賃金計算をしながら働けるパートは魅力的です。

しかし、フルタイムでしっかり収入を得たい方の場合は、時給が高い派遣社員を選択肢に入れても良いでしょう。派遣とパートでは、どちらが自分に合っているのかを判断するポイントとなるのは、勤務時間や収入、安定した長期雇用を目指すのかどうかという点になります。ただし、出産や育児に伴い仕事から離れていたものの、子供に手が掛からなくなったことを理由としてフルタイム出勤するのであれば、最初は派遣社員として職場復帰しやすい環境作りやスキルアップを目指すことも視野に入れた方が良いでしょう。また、フルタイムで長く働き続ける意思があるのならば、契約社員を狙って働くという方法もあります。

派遣の場合は、同じ出向先に勤務可能な年数が3年と決められているので、3年経過した時点で社員登用をしてもらうか、他の出向先へ移動するかを選択しなければなりません。ですから、社会復帰をして、主婦が仕事を始める時には、自分がどんな理由で働きたいのかを考えたり、労働時間や得たい収入の額を整理して、無理のない働き方を選ぶようにしましょう。